用語説明

◎ 売買の知識
○ 住宅性能表示制度

住宅性能表示制度とは、住宅の省エネルギー性能や耐震性などの性能水準がどの程度のものかを、第三者が客観的に共通のものさしにより表示・評価する制度です。

メリットの多い制度です。
住宅性能表示制度は任意の制度ですから、利用する利用しないかは住宅取得者の選択によります。利用するにあたっては次のようなメリットがあります。
1.住宅の性能を事前に比較できます。
2.契約段階で、住宅の性能が明確になります。
3.住宅の性能を設計・施行段階で第三者がチェックするので、信頼性が高くより安心です。
4.万一、トラブルが発生しても迅速に解決を図る住宅専門の紛争処理が受けられます。
なお、住宅性能の評価や検査のためには、ある程度の費用がかかります。この費用は住宅取得者が負担することになります。料金は評価機関ごとに独自に定めますので、詳しくは(財)新潟県建築住宅センターにお問い合わせください。

性能は等級や数値で表示します。
性能表示事項は、性能を比較しやすいように等級や数値などで表示されます。等級は数値が大きいほど性能が高いことを表しています。工法が異なる場合でも同じ等級ならほぼ同じ性能水準ということです。

表示される等級や数値について
等級は、数値が大きいほど性能が高いことを表しますが、性能が高いことがどの居住者にとっても最適になるとは限りません。
ライフスタイル、工事費、使い勝手などの個別の事情を考え合わせることが必要です。
また、ある性能を高めようとすると、他の性能が低くなることがあります。
このような点について配慮し性能の最適な組み合わせを選択することが必要です。

大きな基準は9項目
住宅の性能を示す表示基準は8つの必須項目と1つの選択項目があり、外からでは判断しにくい項目が中心になっています。

(1)構造の安定
地震や風等の力が加わった時の建物全体の強さ
評価方法:壁量、壁の配置のつりあい等

(2)火災時の安全
火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさ
評価方法:感知警報装置の設置、延焼のおそれのある部分の耐火時間等

(3)劣化の軽減
建物の劣化(木材の腐朽等)のしにくさ
評価方法:防腐・防蟻措置、床下・小屋裏の換気等

(4)維持管理への配慮
給排水管とガス管の日常における点検・清掃・補修のしやすさ
評価方法:地中埋設管の配管方法等

(5)温熱環境
暖冷房時の省エネルギーの程度
評価方法:躯体・開口部の断熱等

(6)空気環境
内装材のホルムアルデヒド放散量の少なさ及び換気措置
評価方法:居室の内装材の仕様、換気措置等

(7)光・視環境
日照や採光を得る開口部面積の多さ
評価方法:居室の床面積に対する開口部面積の割合

(8)音環境(希望する方だけが選択できる項目です)
居室のサッシ等の遮音性能
評価方法:サッシ等の遮音等級

(9)高齢者等への配慮
バリアフリーの程度
評価方法:部屋の配置、段差の解消、階段の安全性、手すりの設置、通路、出入口の幅員等

住宅性能表示制度を利用するには
住宅性能表示制度は、指定住宅性能評価機関から住宅の性能評価を行った結果である住宅性能評価書の交付を受けることが必要です。
住宅性能評価書は、設計段階の評価をまとめた「設計住宅性能評価書」と施工・完成段階の評価をまとめた「建設住宅性能評価書」の2種類があり、それぞれ法律に定められたマークが表示されます。
指定住宅性能評価機関は、信頼ある第三者性と専門性をもった機関として認められていますので、安心して評価を受ける事ができます。

新潟県に所在する指定住宅性能評価機関は次の2ヶ所です。

財団法人 新潟県建築住宅センター
〒950-0965 新潟県新潟市新光町11番7号 新潟光ビル2階
TEL:025-283-0851 http://www.niigata-inet.or.jp/nphcc/

株式会社 新潟建築確認検査機構
〒950-0965 新潟県新潟市新光町11番7号 新潟光ビル6階
TEL:025-283-2112