用語説明

◎ アパートを借りる
○ 重要事項の説明

重要事項説明書
☆重要事項説明書に記載される主な内容は次のようなものです。

(1)物件の表示(物件の所在・構造・面積等)
(2)登記簿に記載された事項(所有者の氏名、住所、抵当権等の有無等)
(3)設備の整備状況(台所、浴室、便所その他の設備等)
(4)契約の期間及び契約の更新に関する事項
(5)利用の制限に関する事項(使用目的、使用規則等)
(6)契約の解除、損害賠償の予定に関する事項(契約の解除予告期間等)
(7)契約の終了における金銭の精算に関する事項(敷金等の精算)
(8)管理の委託先及び管理形態
(9)その他、法令の制限等

* このように、重要事項説明書にはその名のとおり、重要な事項が記載されています。
物件の状況や設備の整備状況等について説明を受けた内容は、現地で確認しておきましょう。
なお、実務上では国土交通省の示す「重要事項説明書」の標準様式を基本として、より詳しい書式のものが使用されています。

抵当権等の登記のある物件について
 抵当権の登記されてない物件は少なく、ほとんどの物件に抵当権や根抵当権等が設定され登記しています。通常は抵当権等のついている物件を借りても借主に特に影響はないのですが、抵当権が実行された場合に、立退きを要求されたりすることがあります(ただし、短期賃貸借の特例があります)。そのときに慌てないようにそれらの登記と賃貸借の関係について十分に説明を受けておきましょう。
  ただし、差押え登記がされている物件を借りた場合は、借主は競落した買受人から引渡しを求められたら明渡さなければいけないことになります。差押え登記のある物件は借りないようにした方が良いでしょう。

≪参考条文≫…短期賃貸借
民法第395条
  第602号に定めたる期間を超えざる賃貸借は抵当権の登記後に登記したるものといえども之を以て抵当権者に対抗することを得…
後段略…

民法第602条
  処分の能力又は権限を有せざる者が賃貸借を為す場合に於ては其賃貸借は左の期間を超えゆることを得ず
  3 建物賃貸借は3年

 

―「住宅賃貸借(借家)契約の手引き」(財)不動産適正取引推進機構編集発行より―